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もっと上手くガンプラを作りたい人にお勧め!買い足すべき11の道具 【1-2】

買い足すべき11の道具

ガンプラを何個か作って、もっともっとうまく作れるようになりたいと思っているあなたにぴったりの「買い足すべき11個の道具」をご紹介します。
これらの道具は、私が普段のガンプラ製作で実際にヘビーユーズしているものばかりです。ステップアップコースではこれらの道具があることを前提にご説明させていただきますのでご了承下さい

 

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初心者からステップアップしたい人向けの11個の道具

①薄刃ニッパー

初心者コースでは百均で買えるニッパーをお勧めしていましたが、やはり専用工具にかなうものではありません。

ニッパー選びで重要なのは「いかに白化を防げるか」という点です。パーツにかかる圧力を極力少なくすることで白化が防げます。つまり切れ味と刃の薄さに比例して白化のリスクが低下するのです。

そこでお勧めなのがプラスティック専用の薄刃ニッパーです。名前の通り刃が薄いため、パーツへの圧力を極力低下させることができます。また切れ味も抜群です。さらに刃が薄いということは狭い場所でも刃を入れることができるという利点もあります。
一度これを使うと、もう今までのニッパーには戻れない…それほどの違いがあります。

私が使っているニッパーはこちらです

 

 

②けがき針・ラインチゼル

スミ入れをする際、モールドが甘くうまくスミ入れができない場合が無いでしょうか?そんな時はモールドの掘り直しが必要になります。

けがき針、ラインチゼルはどちらもパーツに溝を掘るための道具です。

けがき針は硬質な針状のもので鉛筆感覚で溝を引く事が出来る一方、そのできた溝の精度は若干低くなります。一方ラインチゼルは「チゼル=鑿」という名前の通り、鑿上の刃先をしています。引いて溝を掘るこちしかできませんが、出来上がった溝はシャープで綺麗なものになります。けがき針で軽く溝を掘ってから、ラインチゼルでしっかりと溝を掘る…なんて使い方になります。

私が使っているけがき針とラインチゼルはこちらです

 

 

③黒いパステル

私の作ったガンプラの特徴は「パステルシャドウ」にあるといえます。「シャドウ」と書いていますが、「パステルの粉をエッジに付着させて、エッジラインを強調する」ことが目的です。

こちらのユニコーンガンダム等が分かりやすいかと思います。

パステルシャドウを施したユニコーンガンダム

このパステルシャドウを行うのに絵画用のパステルを用意してください。百均でも絵画用のパステルは売っていますが、アレは使えません。色々試した結果ヌーベルカレーのパステルが一番使いやすいように感じます。

私が使っているパステルはこちらです

 

 

④アサヒペン水性カラーパレット(シルバー)

濃色のパーツやフレームパーツのエッジを強調するのに「ドライブラシ」というテクニック使用します。その塗料としてアサヒペンの水性カラーパレットを使用しています。塗料の伸びがよい一方で乾きが早く、臭いもほぼないという優れモノです。

 

 

⑤筆各種

パステルシャドウやドライブラシに使用します。ですので最低2本は必要です。できるだけ腰の強い筆を使ってください。
私が使用している筆はこちらです。多少お値段が高いですが強い腰がありパステルシャドウには最適だと思っています。

 

 

⑥精密ピンセット

これも初級編では百均のものをお勧めしていました。ステップアップコースでは水転写デカールの貼り方をご紹介する予定なのですが、このデカールは非常に薄く繊細なものなので、できるだけ精度の高いピンセットが必要になります。百均のモノをでは掴むことすら難しいと思います。

私がし用意しているピンセットはこちらです

 

 

⑦マークセッター

これも水転写デカール貼りに使用します。マークセッターとはつまりデカール用の接着剤です。
水転写デカールは接着力が高くありません。そこでこのマークセッターを使い接着力を高めてやるわけです。これが無いと…触っただけでデカールがはがれおちる…なんてことがおきます。

 

 

⑧流し込み用セメント

いわゆる接着材です。通常のセメントとは違いサラサラとした感触のセメントです。
今のキットは接着剤を使用せずに組み立てることが可能ですが、ステップアップコースでお伝えする「合わせ目消し」に必須の道具になります。また樹脂成分が入っていないので、プラの変色率が小さく、そのおかげで軽度な白化修正にも使えます。

私が使用しているセメントはこちらです

 

 

⑨ペーパーの当て木各種

ヤスリがけには主にペーパーを使用します。しかしペーパーを指で使用すると、指の柔らかさや丸味で不要な場所まで削ってしまったり、削り方にムラが出たりします。そこで必要になってくるのがペーパーの当て木です。
私は「ヤスリホウダイ」と自作の当て木をを使い分けています。工作精度のアップには必須の道具になります。

 

 

⑩番手の違うペーパー

初級編では600番だけあればいいとお伝えしましたが、工作精度を上げるためには、最低2種類のペーパーが必要です。400番、800番のペーパーをそろえましょう。できれば1000番のペーパーまでそろえることができれば完璧です

 

 

⑪つや消しのトップコート

つや消しのトップコートを吹くことで、表面を保護したり、プラスチック特有の安っぽいテカりを抑え質感を上げたりすることができます。特にキットに施したパステルシャドウやドライブラシを定着させるために必須の道具になりますので用意しましょう。クレオスのMRトップコートが有名ですが、私はこちらのトップコートを使用しています。

 

 

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まとめ 一気に揃えず、必要に応じて揃えるつもりで

初級編とは違い、専用工具が増えて一気に投資額が増加します。すべてそろえる必要はありませんが、ニッパーだけで買い変えておくと白化のリスクを相当に減らせますので、ストレスフリーでガンプラを組み立てることができます。それ以外の道具は「●●に挑戦してみたい」と思ったら揃える程度の気持ちで構いません。

 

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初めてのガンプラ製作にお勧めな7つ道具 【1-1】

コメント

  1. ゆっくり より:

    折れたパーツは、どう付ければいいですか?

    • tanizou より:

      コメントありがとうございます
      ご返事遅くなり申し訳ございません

      折れたパーツの箇所によりますが、
      アンテナなどでしたら、セメントで接着し、乾燥後整形して完了です
      関節の軸など負荷がかかるは
      1、真鍮線などの金属製の「芯」を用意する
      2、真鍮線に合わせた穴をあける
      3、真鍮線を差し込み瞬着で固定する
      4、折れた軸にも穴をあけて真鍮線に差し込む
      5、瞬着orセメントで接着する
      6、乾いたら整形
      といった手順になるかと思います
      いずれにせよ、ケースバイケースですね。
      どうしても難しい場合は、バンダイに部品注文したほうが早いかもしれません

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