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ドライブラシで失敗しない4つの手順 【6-6】

ドライブラシのやり方

私を含む無塗装派の方でもガンプラの完成度を上げる2つの手法として、前項では「パステルシャドウ」をご紹介しました。

パステルシャドウは主に淡色パーツに対して施すことで効果が得られます。一方で本稿でご紹介させていただくドライブラシは、濃色パーツのエッジにシルバーの塗料を付着させるてやることで濃色パーツのエッジを強調する手法になります。

 

 

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ドライブラシとは

塗料がほとんどついていない乾いた(ドライ)筆(ブラシ)で、凹凸部分に塗料をこすりつけるウエザリング技法のひとつです。おもに戦車などのスケールモデルによくつかわれます

 

 

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ドライブラシに必要な道具

アサヒペン水性カラーパレット(シルバー)

乾きやすく伸びのよい使い勝手のいい塗料です。マーカータイプなので筆に付着させる塗料の調整がしやすいためドライブラシ向きといえます。通常の塗料より使いやすいためドライブラシを行うときはこれ以外の塗料は使っていません

 

どんな筆でもOKですができるだけ腰の強い筆を使用してください。腰が弱い筆の場合は、毛足を短くしてブラシ状にしてください。
私が使用している筆はこちらです

 

キッチンペーパー(もしくはティッシュペーパー)

前述の通り、ドライブラシはほとんど塗料を筆に含ませませんので余分な塗料をふき取る必要があります。結構ゴシゴシとふき取りますので、厚手でしっかりしたキッチンペーパーが最適です

 

 

ドライブラシのやり方

①塗料を筆につける

どうせふき取りますので、ほんとに「ちょんちょん」といった具合でOKです。あまり塗料を含ませすぎると、塗料のふき取りが十分にできず、それが原因で失敗する可能性が高くなります

 

②筆についた塗料をふき取る

最重要ポイントです
用意したキッチンペーパーに筆をこすりつけて余分な塗料を落としてください。こすっても塗料がキッチンペーパーに移らなくなるぐらいが目安です。「ふき取りすぎたかな?」と感じるぐらいで丁度です。

 

③キットに塗料をこすりつける

キットのエッジに対して垂直方向に筆を動かしながら塗料をこすりつけます。この時「塗る」のではなく、筆でほこりを「払う」イメージで「サッサッ」とリズミカルに動かすのがポイントです。
何度かこすりつけると、エッジの部分にうっすらとシルバーの塗料が乗っているのが確認できるはずです。

 

④トップコートで定着させる

ドライブラシをかけ終わりましたら、トップコートで定着させます。トップコートをかけないと指でこすっただけで塗料が取れてしまいます

 

最終的な出来上がりimageはこちらです。

エコーズジェガン (30)

 

まとめ 失敗を恐れるな

パステルシャドウと同様、エッジだけでなく細かなディティール部分にも有効なテクニックです。
失敗したと思ったらメラミンスポンジでこすってやるだけで簡単にリカバリーできます。恐る恐るやるよりも、大胆に筆を動かしたほうが上手くいきやすいです。失敗を恐れずどんどん挑戦してみましょう

 

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